【WAO】プログラミングレスWebアプリ開発のすすめ

はじめまして。ヘッドウォータースの青柳と申します。
現在、私はプログラミングレスでWebサイト開発を行うことの出来るWEB-APP-OS、略してWAO(ワォ)というミドルウェアの開発に携わっています。
これから複数回に渡りWAOの魅力をたっぷりお伝えしたいと思っております。
今回は、WAOとは何か~インストール~動作確認まで綴っていきます。
ご意見、不具合などのご連絡お待ちしています!

WAOの生まれた経緯

このブログを読んでいる方の多くは、Webサイト制作やシステム開発に従事されている方だと思います。これまで、お客様との認識の齟齬や仕様変更等によりプロジェクト開発時点よりも作業量が多くなってしまい納期前に大変な目に合ってしまった、というような経験を少なからずお持ちでしょう。
私達はそんな問題を解決すべく、仕事のやり方を変えることを提唱しようと考えました。
具体的には、

  • 注文内容を受注前にユーザと打ち合わせを重ねて決める
  • 注文内容を明確化する(メニュー化)
  • 開発の効率化、施工手法の画一化

等が挙げられます。

そして、第一歩目のアプローチとして開発を効率化する為の「何か」を開発することとしました。
開発効率を上げる為にはプログラミングしないことが一番であるという結論に達し、極力プログラミングを行わないでシステムを構築できるようにするという命題のもと、まずはWebサイトにターゲットを絞り、試行錯誤を重ねWAOが生まれました。WAOは、DBとHTMLを準備し、HTMLに独自属性(data-xxx)を埋め込むことにより動的なWebサイトを構築します。

WAO利用の流れ

WAOインストール後に、2~5を繰り返してサイトを構築していきます。

  1. DBを構築する
  2. HTMLをコーディングする
  3. HTMLにWAO独自属性(data-xxx)を組み込む
  4. WAOコマンドの発行
  5. ブラウザでサイトにアクセスし動作を確認する

WAOのインストールと動作確認

Windowsへのインストール手順を説明します。別OSをお使いの方は、適宜読み替えてください。
本説明のWebサイトのコンテキスト名は「example」としています。

動作確認済み環境:
・Windows 8
・Mac OS X v10.7 Lion
・Amazon Linux AMI 2013.08(64bit)

はじめに:
WAOを動作させる端末に以下をインストールしてください。
・JDK7
・Apache Ant1.9.2
・Tomcat7
・PostgreSQL9.2

1.WAOをダウンロードします。
以下のサイトにアクセスしてwao_all_beta_0_1_0.zipをダウンロードし、任意のフォルダに解凍します。(以降の説明では、C:\dev\waoに解凍したものとして説明します。)
http://sourceforge.jp/projects/web-app-os/releases/

2.フォルダ名を「wao_all_beta_0_1_0」からコンテキスト名に変更します。
wao_install1
wao_install2

3.PostgreSQL9.2上にデータベースを構築します。
 3-1.コンテキスト名と同名のユーザ、データベースを作成します。
db_user
 3-2.3-1で作成したデータベースに、以下のddlを実行しWAOシステムテーブルを作成します。
 (OWNERは、3-1で作成したユーザとしてください)
 C:\dev\wao\example\site\db\sql\webappos_ddl.sql
db_ddl

4.設定ファイルの変更
 4-1.WAOの設定変更
 C:\dev\wao\example\site\conf\wao_config.ini

[WebAppOS Settings]
wao_verion=beta_0.1.0
enable_SSI=off
webapps_path=C:\dev\wao\

[Environment Settings]
ant_home=C:\dev\apache-ant-1.9.2
tomcat_home=C:\dev\pleiades\tomcat\7.0

4行目:WAOをインストールしたフォルダに変更する
7行目:Apache Ant1.9.2のインストールフォルダを設定する
8行目:Tomcat7のインストールフォルダを設定する

 4-2.サイトに対する設定の変更
 C:\dev\wao\example\site\conf\default\site_config.ini

[App Base Settings]
context.mode=true
root.package=jp.co.wao.example

[DB Settings]
host=localhost
port=5432
password=example123

2行目:サイトのURLにコンテキスト名を含める場合は、true。左記以外はfalseとしてください。
3行目:Javaパッケージ命名規約の通り。(組織のトップレベルドメイン名と、サブドメインリストが逆順になったもので始める)
6~8行目:PostgreSQL9.2のホスト名、ポート、DBパスワードを設定してください。

 4-3.build.propertiesの変更
 C:\dev\wao\example\wao\project\BlankProject\build.properties

jdk.version 1.7
dest.dir dest
jar.dir ${dest.dir}/jar
classes.dir ${jar.dir}/WEB-INF/classes
web.dir ${dest.dir}/web

dist.dir dist
tomcat.home C:/dev/pleiades/tomcat/7.0

8行目:Tomcat7のインストールフォルダを設定する

5.HTML、CSS、JSを作成して配置します。
C:\dev\wao\example\site\html
C:\dev\wao\example\site\web
今回は、作成せずに進めます。

6.HTMLにWAO独自属性を埋め込みます。
今回は、属性を埋め込まずに進めます。

7.WAOのデプロイバッチを実行します。
C:\dev\wao\example\wao\bin\deploy.bat
(macの場合は、deploy.sh)

8.ブラウザからアクセスします。
以下の画面が表示されれば、インストールは正常に完了しています。
http://localhost:8080/example/
examle

次回からは、WAOで出来る事と独自属性の種類と使用方法について説明していきます!

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主に、WEBサイトやスマホアプリの開発に従事していましたが 2013年からWebサイト構築を容易に行えるミドルウェアの研究開発を行っています。 2014年10月リリース予定です!乞うご期待!!