カンボジア現地での反省点

昨年、半年ほどカンボジアに常駐させていただいた。
目的はカンボジア側の開発体制の構築だ。

ヘッドウォータースとしても今後より一層グローバル化していくことは必須の課題であるし、私個人、今回のチャレンジは非常に良い経験となった。

今日は現地でのことを振り返り、反省点などについて書いていこうと思う。

 

まず、私が反省すべき点の一つは、準備不足があげられるだろう。
ある程度予想立てて準備したつもりが、やはり現地に行ってから足りないことに気づいてその場で考えて後手後手になってしまったケースがちらほらあった。
その場で臨機応変に行動することはすごく重要であるが、やはりまずは予測に従い準備しておくことが何よりも重要だと痛感させられた。
しかし、今回の経験により前もって準備すべきポイントを身をもって感じることができたため、それを現在のプロジェクトにも生かすことができているのは非常に良かったと思う。

 

次に、やはり英語力、というか仕事で使う英語の問題である。
コミュニケーション自体はカタコトの英語でとくに問題は無い。
現地にいるのならば、ホワイトボードを使って書きながらカタコトの単語で仕様伝達をすればそれほど言語の違いによる認識齟齬はあまり無かった。
ただ、弊社カンボジアメンバーはまだ若いメンツである。
カンボジアのトップの大学の卒業生とはいえ、まだ卒業して間もない彼らにとって、ビジネスで使うドキュメントやメール、報告書の書き方はまだまだめちゃくちゃなものである。
そのため、すべてこちらでサンプルを作成して提供してあげる必要があるが…
私が書くとなると…
まずもちろん日本語だったら書ける。
そしてそれをなんとなく翻訳したものにもできる。
が、それが英語のビジネスフォーマットとして使って良いものか…英語のビジネス文書でこんな表現普通すんのか?
みたいな疑問が出てくる。
さらに、彼らもネイティブではないため、往々にしておかしな英文を書いてくる。
しかし、僕が見ても変な文法・言い回しだと思うのだが、指摘できるほど分かってる訳じゃないので…なんともうまくいかない。
英語だけは今後一生使うものなので、ちゃんとした英語の読み書きができるよう、真剣に勉強を始めている昨今である。

 

そして文化の違いの問題である。
やはり日本人は細かいところまで気にする民族なのだろう。
現在、カンボジア以外の他の国とも少々やりとりがあるのだが、先進国とか途上国とかいう問題ではなく、
ただ日本だけが特別にやたら細かいことを気にする民族なんじゃないか、という印象を受けるのだ。
逆に言い換えれば、世界で日本だけがグローバルスタンダードじゃないというか…
例えば何か一つ資料を作成し相手に送付した場合、その資料を使う相手が読みやすいように、作業しやすいように工夫することを考えるかどうか。
ドキュメントに修正事項が合ったならば改訂履歴を具体的に書いたり修正点を赤字にしたり、
文章だけでは分かりにくい点は別途図や表をつけたり、ドキュメントだけでは伝わりにくいと判断したら電話や対面での打ち合わせの場を儲けるよう提案したり…
そもそも、特に指定がなければそういうことをしない方が「普通」なのだろう。
なので、日本人的な感覚で「いやいや、普通、こーするだろ。仕事なんだから」「あいつらホント、テキトーだな」というような考え方は既にグローバル化に対応できてない狭い考え方なのかもしれない、と思うようになってきた。
より一層世界で仕事をして行くにあたって、これは切っても切れない問題だろう。
外国企業と仕事をし、尚かつ日本のクオリティを保つために、こういうことを前提として意識した上で対応できるようにしていきたいと思う。

 

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